芦之湯温泉

芦之湯温泉(イメージ)

芦之湯温泉は1662年(寛文2年)に勝間田清左衛門という人物が湿原が開拓し、現在の温泉場としての歴史が始まったと伝えられています。箱根七湯の中では最も標高が高い約850mの位置にあります。文人たちは温泉で英気を養うとともに、「東光庵薬師堂」に集って句会や作歌を楽しんだと言われ、明治維新の志士たちもこよなく愛したとされています。
「箱根山のドイツ兵」など、このエリアにちなんだ著書も数多くあります。

芦之湯温泉の旅館は、かつて「五味」と讃えられた複数の泉質を保有しています。成分の異なる5本の源泉や、七色に変わる湯量豊かな源泉があります。古くより、様々な病を癒す湯治場として多くの人々に愛されてきた温泉地です。
コロイド硫黄のアルカリ性のお湯で、硫黄系の濁り湯としては珍しい泉質で、肌に優しい弱アルカリ性温泉です。

芦之湯温泉は歴史的な遺産も多く、昔の面影を色濃く残しているスポットが点在します。「東光庵」や「石仏・石仏群」と呼ばれる史跡の他、箱根七福神の1つである「弁財天」が祀られたスポットもあり、見所が満載です。

文化14年(1817)に作られた相撲番付ならぬ温泉番付『諸国温泉功能鏡』には、芦之湯温泉が東前頭筆頭としてお目見えしていますが、これは箱根の温泉場としては最上位。その賑わいぶりは歌川広重や鳥居清長の浮世絵にも描かれています。

【泉 質】
単純温泉、単純硫黄温泉(硫化水素型)、含硫黄-カルシウム-硫酸塩泉(硫化水素型)、カルシウム-硫酸塩泉(石膏泉)など

【効 能】神経痛、関節痛、冷え性、痔疾、慢性皮膚病、慢性婦人病、高血圧症

【源泉総数】4

【泉 温】26~84℃

【湧出量】319 ℓ/分

【pH値(平均値)】7.3

※2015年4月時点の情報です。情報は変更になる可能性がありますので、事前にご確認ください。

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