姥子温泉

姥子温泉(イメージ)

約3千年前に起きた神山の水蒸気爆発で、岩屑が堆積してできた扇状地の台地にある姥子(うばこ)温泉は、街道筋から外れた神山の北西にある温泉場です。長く岩場から自然湧出する湯を利用していましたが、昭和40~41年に姥子の東方面の冠ケ岳山麓で温泉が開発されました。

開湯は約800年前。平安時代の武将・源頼光の忠臣であった足柄山の金太郎で有名な坂田金時が、母親である山姥(乳母とも)に連れられてこの姥子温泉に来て眼の傷を癒したと伝えられております。
そして、芦ノ湖温泉・蛸川温泉と合わせて元箱根温泉と呼ばれることもあります。
かの文豪・夏目漱石も眼病をこの地で治したそうで、小説「我輩は猫である」にも湯治客でにぎわう姥子温泉が登場します。

岩盤湧出の岩風呂がある秀明館が有名で、箱根地区では唯一といえる、昔の湯治場の雰囲気を今に伝える旅館です。(現在、大正時代に建てられた建物は改築され、日帰り入浴のみの営業となっております。)

【泉 質】単純温泉、カルシウム-硫酸塩泉(石膏泉)、ナトリウム-硫酸塩泉(芒硝泉)など

【効 能】神経痛、関節痛、冷え性、痔疾、慢性皮膚病、慢性婦人病、高血圧症

【源泉総数】5

【泉 温】44~63℃

【湧出量】762 ℓ/分

【pH値(平均値)】7.0

※2015年4月時点の情報です。情報は変更になる可能性がありますので、事前にご確認ください。

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