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本格的フランス料理の「グリル・オールドワイン」
團男爵別邸の木造西洋館をいかして開業したホテルが、現在の建物に改築したのは、1977年(昭和52年)のことです。完成した建物は、モダンでありながら自然との一体感が心地よい気品のある本格的リゾートホテルでした。新しくなった建物の数ヵ所には別邸時代を彷彿させるステンドグラスなどが残り、開業以来培われてきたホテルのホスピタリティマインドも、もちろんそのまま守り続けられました。
和洋の料理が楽しめたレストラン「ラ・フォーレ」
また、食へのこだわりは『箱根ハイランドホテル』の伝統です。ホテルの建て替えでレストランは、本格的なフランス料理が堪能できる「オールドワイン」と、和食と洋食を同じテーブルで楽しめる「ラ・フォーレ」との二つになりました。そして、ホテル再スタートの年にフランスから招聘されたのが、フランス料理の国家資格“シェフ・ドゥ・ランク”をもつ高橋孝幸です。フランスで7年間13軒のレストランで修業を積んできた彼は、「水がおいしいところ、空気が澄んでいるところで料理を作りたい」と思い、箱根はその理想にかなう土地でもあったのです。レストランはたちまち評判を呼び、週末には2時間以上のウエイティングが出たほどでした。
1980年代にはいると、ホテル自慢の旬の料理が楽しめる、1泊夕・朝食付きの宿泊プラン「ディナーパック」が発売されました。フランス料理コースと日本料理コースで、季節ごとに献立を変えて、食事の内容がすべてわかる写真付きのパンフレットを用意。前もって料理の献立を知らされることはなかった当時としては、お目当ての料理が堪能できるこのプランは、食通のお客様に歓迎されました。季節の料理を中心にした旅の提案は、形を変えて現在も引き継がれています。
当時のホテル エントランス
庭園に面した、マントルピースのあったラウンジ












