2016年 12月 31日(土)

年越しは様々な思いを馳せて・・・「年越し蕎麦」

はつはなブログ, まめ知識, 歳時記

まめ知識

皆さま、こんにちは。
はつはな、松尾です。

もうすぐ今年も終わりますね。
皆さま、どのような一年でしたか。
一年をしみじみと振り返りたいところですが、年末は何かと慌しくなってしまう気がします。そんな本日は、大晦日の定番「年越し蕎麦」についてご紹介いたします。

「年越し蕎麦」
日本では一年を終えるに当たり、年越し蕎麦を食べる習慣が根付いています。大晦日にこれを食べる習慣が始まったのは江戸時代とされており、いわれは諸説あります。「金銀細工師が年末にそば粉を練った団子で散らかった金銀粉を集めたことから、“そばは金を集める”という縁起担ぎとされた」とか、「蕎麦のように細く長く運気と寿命が延びるようにという願いから」など、主に縁起の良い食べ物とされています。

参考:「和食検定」

地域によって、お蕎麦だけでなく様々な形の年越しがありますので、皆さまそれぞれが思い描く年越しができますように。
様々な思いを馳せながら、皆さま良い年越しをお過ごしくださいませ。

 

2016年 12月 26日(月)

和のささやかなクリスマス

はつはなブログ, 歳時記

皆さま、こんにちは。
はつはな、松尾です。

クリスマスシーズン、街は色とりどりのネオンとクリスマスソングが、街行く人々の胸の高まりと共に溢れていたことと思います。
ここホテルはつはなでも、ほんのちょっとしたクリスマスをお楽しみいただきました。

お着きのお茶菓子は、「手づくり工房イルカ」の方々に作っていただいた、とびきり心のこもったお菓子「チョコレートブラウニー」をお召し上がりいただきました。
一つひとつクリスマス仕様の袋に丁寧に袋詰めしたものを、ゆずの香りがする緑茶とご一緒にホッと一息。

チョコレートブラウニー

「そして、お夕食の際に甘味をお選びいただくお懐石のコースの方々には、通常の甘味のほかに「ゆずハチミツロールケーキ」「キャラメルケーキ」など、ケーキも加わった盛りだくさんの甘味をご用意いたしました。

甘味

はつはなでのささやかなクリスマス、お客様も和やかにお過ごしいただきました。

もう幾つ寝ると、お正月がやって参ります。
和のホテル、はつはなにとってお正月は一大イベントです。
お正月に向けて、私たちスタッフは準備を重ねております。

心を込めたおもてなしで、年末年始、皆さまに心からやすらぐひと時をお過ごしいただけますように。

 

2016年 12月 19日(月)

落ち葉を踏みしめて 師走、焼肴

お献立

みなさまこんにちは、茅原です。

木々の葉がどんどん落ちてまいりました。
はつはなの目の前を通る旧東海道は、落ち葉が舞い上がり、色とりどりで大変賑やかです。レストランから臨む景色も少しずつ変化が訪れ、どうやら冬支度を始めたようです。

さて、今月の焼肴をご紹介したいと思います。

寒鰆梅照り焼き

「寒鰆梅照り焼き」です。

サワラと言えば、魚へんに“春”と書きます。晩秋から初春の産卵期に漁獲量が増えることから「鰆」の字があてられます。また、俳句の季語も春に分類されます。しかし今月のお料理に出てくるということは――。
鰆には旬が2回あります。一つはその書き名の通りに春と、もう一つは冬に獲れる寒鰆。12月~1月に旬を迎える寒鰆は身が締り上質な脂がのって、淡白で上品な味わいです。青魚に分類されますが身は柔らかく、味もクセのないお魚で、よく西京漬けなどを見かけるかもしれません。

そんな寒鰆を照り焼きにしたのが今月の焼肴です。甘辛い特製のタレに梅肉を合わせ、かけ焼きしています。焼き上がるお魚の美味しそうな香りに、私自身もいつも心を惹かれております。
身は箸ですぐにほぐれ、口に頬張った瞬間の梅の爽やかな酸味にきっと驚いて下さることでしょう!
また、手前にございますのが「変わり揚げ白味噌豆腐」です。白味噌、葛、牛乳、醤油、みりんで作った白味噌豆腐にパン粉の衣をつけて揚げています。

寒い中にもホッとあたたかいお時間を楽しんで頂けますよう、スタッフ一同精一杯の、おもてなしの心でお待ちしております。

 

2016年 12月 9日(金)

木枯に吹かれて ~まめ知識「みぞれ」~

お献立, まめ知識

まめ知識

皆さま、こんにちは。
はつはな、松尾です。

時折、木枯らしが頬をちくりと刺すように吹いています。
風も落ち葉もからからに乾燥し、かさかさと音を立てて舞っています。

こがらしや海に夕日を吹き落す 夏目漱石

今年は漱石の没後100年として様々な形で登場していましたが、そんな漱石が冬に天草で詠んだ句です。詠まれた場所は違いますが、なにとなく似通った雰囲気を感じました。
ここ「はつはな」は箱根の山々に囲まれていて直接夕日は見られませんが、相模湾を遠くに見渡せる絶景です。明け方や夕暮れ時になると空が染まり、山々に吹く木枯らしが色を運んでくれているようにも感じられます。いつか、ここからの情景を私も詠めたら・・・と願望だけが膨らんでいく今日この頃です。

さて、今月まずは合肴「真鱈竜田みぞれ鍋」、まめ知識「みぞれ」のご紹介です。

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真鱈竜田揚げを大根おろしを入れた鍋で煮込み、柚子胡椒がさっぱりとした風味に仕上げています。
ほくほくとした丸十(さつまいも)や揚げ餅など、この季節に味わいたい具が盛りだくさんです。

「みぞれ」
冬になると、みぞれ鍋やみぞれ酢、みぞれ和えなどの大根おろしを使った料理が登場します。「みぞれ」とは大根おろしを雨まじりに降る雪の様子に見立てて名付けられたもので、雪景色を連想させる風情があります。
大根は、四季を通じて味わうことができる根菜ですが、夏場のものに比べて秋から冬場に採れるものはみずみずしく甘味があります。また、消化に良い酵素や、免疫力を上げるビタミンCが多く含まれているため、胃腸が疲れているときや、風邪をひいたときなどにぴったりの野菜です。

参考:「和食検定」「食材図典」他

冷たい冬風を遠目に、ホテルはつはなであたたかな時間をお過ごくださいませ。
心よりお待ちしております。

 

2016年 12月 5日(月)

紅葉の終盤は色濃く魅了

はつはなブログ

皆さま、こんにちは。
はつはな、松尾です。

幾度と紅葉の景色をご紹介していますが、ひとえに紅葉といっても色が日々移り変わっております。
近日の景色もご覧ください。

レストランから下の眺め

(レストランから下の眺めです。早朝は霧がかり、一段と幻想的な中に鮮やかな赤と黄の葉が浮かび上がります)

大雪が降ったりまた過ごしやすい暖かさが戻ってきたりと、寒暖の差が大きい故でしょうか。例年に増して、葉の色づきがはっきりとしています。
きっと、この辺りが終盤となり、一気に寂しさ誘う山肌に様変わりするでしょう。
最後の力を振り絞って、とても鮮やかに色をまとっている気がします。

湯坂山

(湯坂山)

そういえば、先日箱根湯本駅からバスではつはなに向かう途中、燃えるような赤を帯びたもみじの木がすっと立っていました。見頃だった真っ赤なもみじは、一年かけてこの色のために力を蓄えてきたのでしょうか。
私たちもまもなく、暦の上で節目を迎えますが、皆さまそれぞれに蓄えた何かがあるでしょうか。
残りの日々でそんなことも振り返りつつ、大切に過ごそうと思う今日この頃です。

 

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