2016年 10月 28日(金)

ちらほらと秋の色、そして今月のまめ知識「小田巻き蒸し」

お献立, まめ知識

皆さま、こんにちは。
ご無沙汰しております。
はつはな、松尾です。

レストランから見渡せる湯坂山が、だんだんと秋の色を帯びてきました。
青々しく眩しかった春の新緑の木々、そして生い茂った夏の木々に比べると、哀愁漂う色をまとった木々が、じんわりと山を覆い始めています。
この湯坂山は、紅葉よりも新緑姿がより素敵ですが、空気が澄み渡るこれからの季節は、この季節ならではの眺望をお楽しみください。

湯坂山

(2016.10.24 レストランより撮影)

5月6日の記事に載せた写真の色合いと比較すると季節の変化がわかりますね。

湯坂山

(2016.5.4 レストランより撮影)

関連リンク
みどりの日の緑色

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そんな今月ももう終盤ですが、今月の合肴は「小田巻き蒸し」でした。

小田巻き蒸し

「小田巻き蒸し(おだまきむし)」
「小田巻き蒸し」とは、大きめの茶碗蒸しに饂飩(うどん)が入った料理をいいます。饂飩の代わりに蕎麦を入れる場合もあり、元々は白焼きした魚や下味をつけた野菜を饂飩のうえにのせて卵でとじた料理です。江戸時代中期に長崎で広まり、後に江戸に伝わったとされ、特に大阪では冠婚葬祭やお正月などハレの日に欠かせない御祝い麺として食されていたそうです。
名前の由来は、紡いだ麻糸を巻いて玉状にした苧環(おだまき)が器に入った饂飩に似ていることからきているという一説があります。漢字は料理名の当て字として使われています。

参考:「和食用語事典」他

じんわりと火にかけて、少々蒸らしたら「小田巻き蒸し」の出来上がりです。蓋を開けるとふわり白い湯気、そしてつるりとした卵色が浮かび上がります。柚子の皮を振った銀餡を上にとろり。
やさしいお出汁と柚子の風味が心も体もぽかぽかと温める一品を皆さまにお召し上がりいただきました。

秋、そして冬のはつはなで心も体もあたたまるひと時を。

 

2016年 10月 25日(火)

2016秋の限定酒

はつはなブログ

皆様こんにちは!松村でございます。

夜間などだいぶ冷える日もでてきて、秋の深まりを感じるこの頃ですね。
さて、秋といえばお酒の美味しくなる季節!はつはなでは「季節限定 秋酒フェア」を行っております。

秋の限定酒

写真向かって左側は、“ひやおろし”の王道「特別純米酒 浦霞(うらがすみ)」(宮城県)。
“ひやおろし”とは夏を越えてほどよく熟成した、もっとも美味しいと言われている時期のお酒です。穏やかな果実香、まろやかでふくらみのある味わいは食欲の秋にぴったりです。

右側の方は、「奥播磨(おくはりま) 山廃純米 生原酒」(兵庫県)です。
こちらはひと夏熟成させた生酒。原酒ですのでアルコール度はちょっと高め、骨格のしっかりとした濃厚旨口でございます。

どちらのお酒もぬる燗あたりでお燗をしてもまた格別。
美味しい秋のお料理と相まって、これは益々杯が進みそうです♪

 

2016年 10月 14日(金)

旬を楽しむ神無月 ~八寸・煮物椀・御造里~

お献立

皆さまこんにちは、茅原でございます。

月も変わり神無月になりました。
語源の由来の一説には、全国八百万(やおよろずのかみ)が出雲大社に集まって国元を留守にすることから「神の無い月」ということで、この名が付いたとか。箱根の神様も、出雲大社にお出掛け中でしょうか?

そんな神無月、八寸はこちらです。

八寸

秋鮭博多、秋刀魚八幡巻きなど、旬のお魚を盛り込んだ八寸です。
「秋鮭博多」、こちらは博多帯の模様のように秋鮭とパイ生地を重ね合わせて焼いたものです。シンプルに塩、胡椒で味付けした秋鮭とパイの香ばしさがよくマッチングしています。「秋刀魚八幡巻き」は牛蒡を芯に秋刀魚を巻いたお料理です。
「純米酒粕チーズ」はクリームチーズを酒粕に漬け、上に酒盗をのせています。ほのかに香る日本酒の風味、酒盗との絶妙な組み合わせに思わず、お酒にも手が伸びてしまう一品。
「擬製豆腐」は一旦崩した豆腐を元に戻して仕上げていることからこの名が付いています。はつはなの擬製豆腐は、崩したお豆腐に胡桃やレーズン、ピーナッツバターなどを合わせ蒸して仕上げている女性好みのお味です。

次は煮物椀です。

煮物椀

蓮根餅です。お客様の中にも、「これが好きなのよね」と仰る方も多い人気の高いお椀です。すりおろした蓮根と白玉粉を混ぜ、蒸して揚げていて、もちもちとした食感が特徴です。

続いて御造里。

御造里

今月の御造里には「炙り秋鯖小袖寿司」がついています。『秋鯖は嫁に食わすな』ということわざがあるくらいこの時期の鯖は脂がのり、身も柔らかいです。炙ることでまた旨みが増します。

(仕入れの状況等により、献立の内容が変わる場合がございます。)

先日紹介した金木犀はあっという間に花を落とし、気が付くとオレンジ色の絨毯を作っておりました。
一層の秋の深まりを日々感じております。

 

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