2017年 7月 19日(水)

文月お献立より ~煮物椀・合肴~

お献立

皆様こんにちは、茅原です。
なんだか今年はあつ~い夏が来そうな予感。既に暑さに負けそうな日もありますが、皆さまの夏バテ対策はもう始まっていますか?
はつはなでは暑くても食欲をそそるようなお料理がたくさん。月が替わり、お料理もぐんと夏らしくなりました。
今日は7月のお献立から煮物椀・合肴をご紹介いたします。

煮物椀「玉蜀黍(とうもろこし)真丈」

煮物椀「玉蜀黍(とうもろこし)真丈」

玉蜀黍といえばやはり夏のお野菜の定番ですね!ふわふわの真丈の中にしゃきっと甘みのある粒がアクセントになります。お椀と一緒に入るお野菜も陸蓮根(おくら)や隠元(いんげん)など、季節感のある味わいになっています。上にちょこんと乗っておりますのは水玉麩。華やかな見た目になんだか食べるのがもったいなく感じてしまいますね。

合肴「冬瓜と蕪(かぶ)の蒸篭(せいろ)蒸し」

合肴「冬瓜と蕪(かぶ)の蒸篭(せいろ)蒸し」

すりおろした冬瓜と蕪に枝豆・木耳(きくらげ)を混ぜた生地で才巻海老、穴子、帆立を包んだお料理です。一見お餅のようにも見えますが、スプーンですくうとふんわり、蒸篭の木の香りをまとった、やさしい味わいの冬瓜と蕪のムースが才巻海老、穴子、帆立を包み込みます。もちろんそのまま食べても美味しいのですが、今回は生姜鼈甲餡(しょうがべっこうあん)と絡めてお召し上がりください。一層お料理の風味が高まり、素材の味が際立ちます。

ところで、夏なのになぜ冬瓜?と思った方もいらっしゃるのではないのでしょうか。
実は冬瓜は夏野菜の一つです。冬瓜の皮はとても丈夫で、水分を失いにくいことから収穫後から2,3ヶ月は常温で保存できる珍しい野菜。つまり、“冬までもつ瓜”ということからこの名が名づけられました。90%以上が水分で、カリウムも含まれ、利尿作用によりむくみ解消にも期待できます。夏に嬉しい効果がたくさんある魅力的なお野菜なのです!

今月のお料理、まだまだご紹介がございます!!
次回の更新もお楽しみに♪

 

2017年 6月 15日(木)

水無月のお献立 ~焼肴・止肴~

お献立

皆様こんにちは、酒井でございます。
前回に引き続き、水無月のお献立をご紹介します。

水無月のお献立 〜焼肴〜

水無月のお献立 〜焼肴〜

焼肴は、今がまさに旬のお魚、鮎の塩焼きでございます。身がキュッとしまった鮎は、今にも泳ぎだしそうなくらい、勢いのある姿です。川登りの光景を思い浮かべると、ワクワクしますね。
さて、鮎は水苔を食べることから独特な香りを持つため、「香魚」とも呼ばれています。尻尾にほどこした塩化粧の香りも相まって、食欲をそそる幸せな香りが鼻をくすぐります。蓼酢のご用意もございますので、ご一緒にさっぱりとお召し上がりくださいませ。

水無月のお献立 〜止肴〜

水無月のお献立 〜止肴〜

止肴は、鴨肉の燻製でございます。桜チップの香ばしい燻製の香りが食欲を掻き立てます。
おソースには、“トマト白醤油ガスパチョ風”のご用意です。 “スープのサラダ”とも呼ばれるガスパチョに倣った、さっぱり爽やかなおソースにもご注目ください。
姫蕃茄スープ煮に、丸十檸檬煮など、色とりどりの添え野菜とご一緒にどうぞ。

紫陽花

箱根湯本でも、ちらほらと紫陽花のお花が顔を見せ始めました。
あじさい色で箱根の山々が染まっていく、これからの季節が楽しみですね。
雨にも負けずキラキラ輝く紫陽花のように、心からの笑顔で皆様のお越しをお待ちしております。

2017年 6月 8日(木)

水無月のお献立 ~八寸・煮物椀~

お献立

着物写真

みなさまこんにちは、茅原です。

6月になりました。はつはなサービススタッフも衣替えをして、鮮やかな浅葱色の夏物の着物に変身です。

こちらは同じくブログ係の酒井さん。恥ずかしがってなかなか顔を見せてくれません、笑

今回は水無月のお献立から八寸と煮物椀のご紹介をいたします。


水無月のお献立 〜八寸〜

水無月のお献立 〜八寸〜

今月のお料理は初夏を意識して爽やかに、透明感のある色合いが特徴的です。
左手にございますのは、「金時草のお浸し」です。きんときそう、ではなく“きんじそう”と読みます。石川県金沢市が主な名産の伝統ある加賀野菜です。葉っぱの裏側が紫色で、茹でると美しい赤紫色になります。食感はお浸しでありながらシャキッとしており、とってもおいしいお野菜です。
「百合根紫陽花見立て」真ん中の鮮やかな青紫が目を引きます。外側は寒天でできており、中には百合根が入っています。
「氷室白芋茎(ひむろしろずいき)」こちらは右手側にございます、四角く透明なお料理です。この“氷室”とは昔、夏の時期まで天然の氷を保存しておくために設けられていた小屋や穴の事です。そういったことから、こうしたお料理の事を氷室○○、と表現します。お出汁でできた氷に見立てたゼリーの中には、優しいお味で炊いた芋茎をそっと閉じ込めて♪

ちなみにこの真ん中の傘は飾りではあるのですが、なんと、閉じることもできちゃうとってもかわいい傘なのです!お子様にも大人の方にも大人気。是非、お越しの際は開け閉めしてみて下さいね。

水無月のお献立 〜煮物椀〜

水無月のお献立 〜煮物椀〜

お次は煮物椀です。
「桜海老飛龍頭(ひりゅうず、ひりょうす)」でございます。とても強そうな名前ですが飛龍頭は所謂、関西地方で言う“がんもどき”のことです。ポルトガル語のfilhos(フィリョース)に漢字をあてたもので、このフィリョースは小麦粉に卵を混ぜて揚げた菓子のことをいいます。作り方が飛龍頭に似ていることから、語源になったのではないか、と言われています。
豆腐に卵や大和芋、お魚のすり身に桜海老を混ぜ素揚げして炊き上げています。調理中のいい匂いは、言うまでもありません。冬瓜や舞茸との相性もばっちりです。

ようやく梅雨入りもし、これからじめじめとする季節を迎えますが、雨を含む箱根の山の香りもまた良いものです。だからこその、爽やかなお料理に舌鼓されるのもまたオツですね。是非遊びにいらしてください。

2017年 5月 22日(月)

緑に囲まれて ~皐月のお献立、八寸と焼肴~

お献立

皆様こんにちは、酒井でございます。
本日は皐月のお献立から、八寸と焼肴のお料理をご紹介します。

皐月のお献立 〜八寸〜

皐月のお献立 〜八寸〜

まずは、八寸。
桜色が印象的だった先月のお料理から雰囲気を変え、今月は木々の新緑を思わせる緑を基調としたお料理です。
つわぶきの器にございます、深い緑色のお料理は大葉豆腐でございます。大葉のさわやかな香りと胡麻の風味の相性が良く、夏の訪れを感じる一品です。お写真中央、お花の菖蒲に見立てたお料理は、菖蒲百合根です。菖蒲の放つ芳香は邪気やじめじめした空気を祓うとされ、古来より重宝されたそうです。そんな菖蒲のパワーにあやかれば、五月病にも負けず元気をもらえるかもしれません♪お隣は、沢蟹の唐揚げでございます。なんとも可愛らしい姿なので、食べるのがもったいないくらいですが、こちらは丸ごとカリカリとお召し上がりいただけます。香ばしい香りもお楽しみください。

皐月のお献立 〜焼肴〜

皐月のお献立 〜焼肴〜

続きまして、焼肴は「鱸(スズキ)の香味オイル焼き」でございます。
特製の香味オイルには、6種類のハーブを使っており、とても香り高いお料理です。添え合わせの茄子や蚕豆、独活もひと手間かけて調理をしておりますが、彩りを添えていますね。お写真では少し分かりづらいですが、お魚の手前には新馬鈴薯のピュレをご用意しています。新じゃがいもとセロリに葱、牛乳と生クリームを合わせ、優しいお味に仕上げております。お好みで鱸と合わせてお召し上がり下さいませ。

この他にも、皐月のお献立には素敵なお料理が盛り沢山です。
山々の緑に囲まれた5月のはつはなで、皆さまのお越しを心よりお待ちしています^^

 

2017年 4月 28日(金)

4月ご滞在のお客様のメニューをご紹介します♪

お献立

皆さまこんにちは、茅原です。
本日はすこし、ご滞在のお客様のお料理を紹介したいと思います。

新玉葱のスープ湯葉餡かけ

まずはこちら。合肴の「新玉葱のスープ湯葉餡かけ」です。なんと丸ごとひとつの玉葱を使用した、贅沢な一品。ベーコンと鶏のお出汁で玉葱を炊き、この炊いたスープを使って餡を作っています。
丁寧に炊き上げた玉葱はやわらかく、すっとスプーンを通します。この時期ならではの新玉葱の甘くみずみずしい味わいを楽しむことが出来ます。上には揚げたごぼう(鬄(かもじ)ごぼう)をのせ、香りと食感のアクセントに。柚子胡椒をほんのり溶いた餡とたっぷり絡めてお召し上がりください。

春の貝千草

続いてこちらは止肴の「春の貝千草」です。この“千草”という言葉は “様々な材料を取り合わせた料理の事”をいいます。赤貝、北寄貝(ほっきがい)、平貝、白海松貝(しろみるがい)の4種の貝と珍しいお野菜を使ったお洒落なサラダです。
お野菜のラインナップはロマネスコ・レッドオーク・デトロイト・バラフ・マーシュなど・・・・・・。普段なかなか味わえないものもございます!
お手前の鳴門山葵(なるとわさび)ドレッシングはわかめとすだち酢、千鳥酢、わさびや山菜などを混ぜて作った特製ドレッシングです。

このようにまた、ご滞在のお客様のメニューも工夫を凝らしてお待ちしております♪もうすぐで箱根の山々の新緑もきれいに芽吹きます。是非お越しくださいませ。

 

ページの先頭へ