2017年 6月 15日(木)

水無月のお献立 ~焼肴・止肴~

お献立

皆様こんにちは、酒井でございます。
前回に引き続き、水無月のお献立をご紹介します。

水無月のお献立 〜焼肴〜

水無月のお献立 〜焼肴〜

焼肴は、今がまさに旬のお魚、鮎の塩焼きでございます。身がキュッとしまった鮎は、今にも泳ぎだしそうなくらい、勢いのある姿です。川登りの光景を思い浮かべると、ワクワクしますね。
さて、鮎は水苔を食べることから独特な香りを持つため、「香魚」とも呼ばれています。尻尾にほどこした塩化粧の香りも相まって、食欲をそそる幸せな香りが鼻をくすぐります。蓼酢のご用意もございますので、ご一緒にさっぱりとお召し上がりくださいませ。

水無月のお献立 〜止肴〜

水無月のお献立 〜止肴〜

止肴は、鴨肉の燻製でございます。桜チップの香ばしい燻製の香りが食欲を掻き立てます。
おソースには、“トマト白醤油ガスパチョ風”のご用意です。 “スープのサラダ”とも呼ばれるガスパチョに倣った、さっぱり爽やかなおソースにもご注目ください。
姫蕃茄スープ煮に、丸十檸檬煮など、色とりどりの添え野菜とご一緒にどうぞ。

紫陽花

箱根湯本でも、ちらほらと紫陽花のお花が顔を見せ始めました。
あじさい色で箱根の山々が染まっていく、これからの季節が楽しみですね。
雨にも負けずキラキラ輝く紫陽花のように、心からの笑顔で皆様のお越しをお待ちしております。

2017年 6月 8日(木)

水無月のお献立 ~八寸・煮物椀~

お献立

着物写真

みなさまこんにちは、茅原です。

6月になりました。はつはなサービススタッフも衣替えをして、鮮やかな浅葱色の夏物の着物に変身です。

こちらは同じくブログ係の酒井さん。恥ずかしがってなかなか顔を見せてくれません、笑

今回は水無月のお献立から八寸と煮物椀のご紹介をいたします。


水無月のお献立 〜八寸〜

水無月のお献立 〜八寸〜

今月のお料理は初夏を意識して爽やかに、透明感のある色合いが特徴的です。
左手にございますのは、「金時草のお浸し」です。きんときそう、ではなく“きんじそう”と読みます。石川県金沢市が主な名産の伝統ある加賀野菜です。葉っぱの裏側が紫色で、茹でると美しい赤紫色になります。食感はお浸しでありながらシャキッとしており、とってもおいしいお野菜です。
「百合根紫陽花見立て」真ん中の鮮やかな青紫が目を引きます。外側は寒天でできており、中には百合根が入っています。
「氷室白芋茎(ひむろしろずいき)」こちらは右手側にございます、四角く透明なお料理です。この“氷室”とは昔、夏の時期まで天然の氷を保存しておくために設けられていた小屋や穴の事です。そういったことから、こうしたお料理の事を氷室○○、と表現します。お出汁でできた氷に見立てたゼリーの中には、優しいお味で炊いた芋茎をそっと閉じ込めて♪

ちなみにこの真ん中の傘は飾りではあるのですが、なんと、閉じることもできちゃうとってもかわいい傘なのです!お子様にも大人の方にも大人気。是非、お越しの際は開け閉めしてみて下さいね。

水無月のお献立 〜煮物椀〜

水無月のお献立 〜煮物椀〜

お次は煮物椀です。
「桜海老飛龍頭(ひりゅうず、ひりょうす)」でございます。とても強そうな名前ですが飛龍頭は所謂、関西地方で言う“がんもどき”のことです。ポルトガル語のfilhos(フィリョース)に漢字をあてたもので、このフィリョースは小麦粉に卵を混ぜて揚げた菓子のことをいいます。作り方が飛龍頭に似ていることから、語源になったのではないか、と言われています。
豆腐に卵や大和芋、お魚のすり身に桜海老を混ぜ素揚げして炊き上げています。調理中のいい匂いは、言うまでもありません。冬瓜や舞茸との相性もばっちりです。

ようやく梅雨入りもし、これからじめじめとする季節を迎えますが、雨を含む箱根の山の香りもまた良いものです。だからこその、爽やかなお料理に舌鼓されるのもまたオツですね。是非遊びにいらしてください。

2017年 5月 22日(月)

緑に囲まれて ~皐月のお献立、八寸と焼肴~

お献立

皆様こんにちは、酒井でございます。
本日は皐月のお献立から、八寸と焼肴のお料理をご紹介します。

皐月のお献立 〜八寸〜

皐月のお献立 〜八寸〜

まずは、八寸。
桜色が印象的だった先月のお料理から雰囲気を変え、今月は木々の新緑を思わせる緑を基調としたお料理です。
つわぶきの器にございます、深い緑色のお料理は大葉豆腐でございます。大葉のさわやかな香りと胡麻の風味の相性が良く、夏の訪れを感じる一品です。お写真中央、お花の菖蒲に見立てたお料理は、菖蒲百合根です。菖蒲の放つ芳香は邪気やじめじめした空気を祓うとされ、古来より重宝されたそうです。そんな菖蒲のパワーにあやかれば、五月病にも負けず元気をもらえるかもしれません♪お隣は、沢蟹の唐揚げでございます。なんとも可愛らしい姿なので、食べるのがもったいないくらいですが、こちらは丸ごとカリカリとお召し上がりいただけます。香ばしい香りもお楽しみください。

皐月のお献立 〜焼肴〜

皐月のお献立 〜焼肴〜

続きまして、焼肴は「鱸(スズキ)の香味オイル焼き」でございます。
特製の香味オイルには、6種類のハーブを使っており、とても香り高いお料理です。添え合わせの茄子や蚕豆、独活もひと手間かけて調理をしておりますが、彩りを添えていますね。お写真では少し分かりづらいですが、お魚の手前には新馬鈴薯のピュレをご用意しています。新じゃがいもとセロリに葱、牛乳と生クリームを合わせ、優しいお味に仕上げております。お好みで鱸と合わせてお召し上がり下さいませ。

この他にも、皐月のお献立には素敵なお料理が盛り沢山です。
山々の緑に囲まれた5月のはつはなで、皆さまのお越しを心よりお待ちしています^^

 

2017年 5月 8日(月)

藤の花が咲きました!

はつはなブログ

皆さまこんにちは、茅原です。

ゴールデンウィークは、いかがお過ごしでしたか?ご家族みんなで旅行をしたり、旧友と遊んだり、お家でゆっくり過ごされたり……各々の休日をお楽しみいただいた事かと思います♪
はつはなにも沢山のお客様にお越しいただきまして、心より御礼申し上げます。

さて、箱根湯本は新緑の季節を迎えました。だんだんと気温も上がり、初夏の香りを感じております。
レストランから見える藤の花も、今年も綺麗に花をつけました。

藤の花

私も毎年見ておりますが、紫の花の房が本当に美しいです。
山藤なので毎年色合いが少しずつ違うのも特徴的でしょうか。今年も綺麗に咲いてくれました。

新緑に包まれた湯坂山

桜の花が散り、新しい葉がどんどん芽吹き、今や見事な新緑に包まれた湯坂山です。
外を歩くのにも、大変気持ち良い季節ですね。

新緑はお部屋からもご覧いただけます。
是非窓を開けて、自然を目いっぱい楽しんでください。

 

2017年 5月 1日(月)

和食豆知識 ~お箸の歴史~

まめ知識

5月のまめ知識

皆様、はじめまして。はつはな料飲担当2年目の酒井と申します。
今後、私もはつはなブログを担当して参ります。どうぞ宜しくお願い致します。

さて、今回は“箸の歴史”についてご紹介したいと思います。

「箸の歴史」

お箸は、紀元前2~3世紀頃に中国で使われ始めたとされています。日本では、6世紀ごろに聖徳太子によって取り入れられました。607年の遣隋使の派遣で、太子は箸と匙(さじ)を使った食事作法を知ります。そこで当時、手食だった日本に正式な箸食作法を取り入れ、朝廷の人々に習わせたと言われています。

一般に箸食が広まったのは8世紀頃。はじめは箸と匙を使う中国式の食事作法でしたが、平安時代中期には、現在と同じ箸のみの食事作法となりました。さらに鎌倉時代、一人に一つずつのお膳が用いられるようになり、お膳の上に箸をそろえるようになったことから、箸を一膳と数えるようになりました。

参考:「和食検定」

“はし”の語源は、嘴(鳥のくちばし)なんだそう。私たちの口に、食べ物を橋渡ししてくれているおはし。普段何気なく使っている道具に、改めて着目してみるのも面白いですね。

ホテルはつはな

さて、箱根湯本はここ数日気持ちのいいお天気が続いております。
皆様もどうか素敵なゴールデンウィークをお過ごし下さい。

 

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